兵庫指定の伝統工芸品とは

兵庫県内で製造され、長い歴史と地域の風土に培われた工芸品を「兵庫県伝統的工芸品」として独自に指定し、その振興や保護を行い。
「姫革細工」も、まさにこの兵庫県指定の伝統的工芸品です。

兵庫県伝統的工芸品の「指定基準」

兵庫県が指定する際の要件は、国の基準(100年以上など)と似ていますが、より「地域の風土や暮らしに密着していること」に重きを置いています。主な要件は以下の4つです。

日常で使われていること

製造工程の主要部分が手工業的であること

伝統的な技術・技法により製造されていること

主たる原材料が、伝統的に使用されているものであること

姫革細工と「兵庫県指定」のあゆみ

•平成5年(1993年)3月19日に、兵庫県伝統的工芸品として正式に指定を受けました。

現在、兵庫県指定の伝統的工芸品は「有馬の人形筆」や「城崎麦わら細工」などを含め26品目(2025年時点)ありますが、その中で「姫路の革」をルーツとするものは、まさに地域を代表する顔となっています。

県指定だからこそ、時代に柔軟に寄り添える

国の指定(経済産業大臣指定)は非常に厳格な規程がある一方、県指定の工芸品は「地域の産業としてどう生き残るか」「現代の生活にどうフィットさせるか」という変化に対して、より柔軟で前向きな性質を持っています。

まさに、原材料のなめし工程に現代的な薬品を導入して品質を安定させたり、専用の塗料を用いた鮮やかな彩色を取り入れたり、現代の産業として生き続ける強さを持っているのが、兵庫県指定伝統的工芸品である「姫革細工」の大きな魅力であり、誇れるポイントです

有限会社キャッスルレザー 代表取締役入江幸男